ブログ
13AW
社長です。
先月は、ブログの更新も快調に進んでいましたが
今月に入りガクンとペースが落ちました。。。
さて、13AWのコレクション作りも何とかほぼ完成して
これからは、エクスクルーシブサンプルの出番。
できるだけ期待に沿えるように頑張るわけですが
時間と、編みキズやコストの兼ね合いで、ところどころ
修正や、訂正が入り、プログラムの修正等に非常に
時間がかかります。
気ばかりが焦り、作業が進まなくなることもあるのですが、
ただただ、一つずつ完成させていくのみと、思い直し
コツコツやっています。
時々、お客様からのご依頼で、ある程度のイメージを
伝えられて、「後は社長にお任せします!」なんて
こともあります。
楽なようですが、かなりハイリスク。
いい感じに仕上がれば、当たり前だし、悪く仕上がれば
「がっかりです!!」と言われてしまったり。
だから最近はできるだけ、詳細に要望は聞く努力をします。
尚且つ、あまりにもお客様と私のイメージがかけ離れて
いる場合は、「努力します」でなく、「できません」と
最近ようやく言えるようになった気がします。
今机の上や横やあちこちに、依頼書があるのですが
これらは、問題なく製作できるものばかりのはず。
焦らないように。イライラしないように。投げ出さないように。。。
風邪
社長です。
朝の冷え込みと、昼間の暑さの温度差が
大きな今日この頃。。。
風邪をひきやすい状況ですね。
私は、風邪にかかったかな?という時に
市販の風邪薬を飲んで寝てしまいます。
すると、翌朝は風邪ひきの感覚が無くなり
スッキリしてしまいます。
ただ、いきなり発熱してしまった時は、薬も
飲みますが、日本酒をチビッっと呑んで、
厚着をして、毛布を何枚もかけて寝ます。
大体、眠ってしまってから3時間ぐらいですか。。
あまりの汗に目が覚ます。
すると、熱も下がっています。
強引ですが、確実に治ります。
13AW展示会
社長です。
13AWの展示会シーズンが始まりました。
最初に今月24日~26日まで開催される。
青文テキスタイル、栃尾ニット、東亜ニットの
合同展。
今まで、青文テキスタイルのプライベート展
だったんですが、今回は3社合同展という形。
青文テキスタイルは、山形県米沢市にある会社で、
織物とジャージィの両方を製造販売している会社です。
とりわけ、繊細な織物には、いつも唸ってしまいます。
ジャージィは、粗ゲージの編み機で作られたかわいい
商品や、とびベロアと呼ばれるカラフルな商品が
魅力です。
栃尾ニットは、新潟県見附市にある会社で、リンクスの
編地は必見です。また、こちらにもとびベロアの編み機が
あり、宇宙のカオスを想像させるような編地が素敵です。
東亜ニットは、主に両面選針機を使用して、素材や色で
ジャガードを表現したものを得意としています。
さて、この3社、一見コンペチターっぽく思われがちですが
実は、仲がいいんです。同じようなものを作ろうと思えば
作ることが出来るであろう3社ですが、真似はしません。
真似をすること自体が、その場しのぎで、将来性も
存在価値も、あまり無いことが分かっているからだと思います。
また、商品を見るお客様も、同じものが並んでいてもつまらない
だろうし。
私も、毎シーズン彼らが作るものを見るのが楽しみです。
技能
社長です。
昨日も書きましたが、生地の補修や細かな
手作業に助けられることが多いToa-Knitの生地。
様々な外注加工場さんや、Toa-Knitのスタッフに
助けてもらいつつもこなしていくのですが、
最近ふと思うことがあります。
手作業の外注加工場さんの数が、減っていて
尚且つ、会社があったとしても、仕事を引き受け
て下さる会社が減ったと思うのです。
なぜ、仕事を引き受けてもらえないか。。。
手作業で手間がかかるからです。
では、お金で解決できないか。
必然的にそうなりますが、今度は納期との戦い。
けど、納期もただただ、短納期をお願いすること
しかできません。
安定した製品作りを考えた場合、方法は2つあります。
一つは、そうした手作業部門を自社で構えて、「しくみ」
を作ること。
もう一つは、そうした外注加工場さんへ継続的に
依頼を出し続けること。
いづれにせよ、自社企画の方向性を見失わないように
路線は変えても、ものの流れる「しくみ」を利用し続ける
ことが必要だと痛感しました。
メーカーとして存在する為には、流行は取り入れること
があるとしても、それを後追いして、右往左往しないように
気をつけねばなりません。
それが、技能を生かし、継承するということだと思います。
天高く・・・
社長です。
朝の冷え込みがずいぶんとハッキリと
感じられるようになりました。
出勤の服装はTシャツから、長袖に
替わり、作業着も朝方は、長袖を着用する
ようになりました。
今の時期、店頭は秋物から冬物に徐々に
取って代わる時期。
今年の春から夏にかけて編んでいたものが
店頭に並んでいることでしょう。
やはり、自分達が作った生地を使用してもらっている
服は、販売スタッフさんや、マネキンに着用して
貰っていたいと思いながら、店頭を見に行ったり
しています。
今年のA/Wで製作した生地で、最も新しいものは、
風通のインターシャジャガード。
両面選針機で編んだシングルとダブルの編地で
柄を表現したものです。
製作が非常に難しく、編みキズや、加工でのトラブル
が多く、大変でした。ただ、Toa-Knitスタッフ全員と
頼りになる外注加工場さん達の協力の中で、なんとか
収まったということで、ホッとしています。
今年から来年にかけては、もっと精度を高めて、
スムーズに製作できるように研究をせねばなりません。

