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天満天神繁昌亭
社長です。
昨日、お休みを頂いて母と落語の寄席を見てきました。
人生初めての落語ライブ。
どちらかというと、漫才の方が好きだけど、
最近の漫才だと、早口で母も楽しめないのでは?と思い、
落語にしてみました。
この繁昌亭という劇場。
建てられてまだ15年。綺麗な建物でした。
座席は約200席ありますが、コロナ対応で一つ置きにしているため
約半分になっていました。
席について暫くすると、聞いたことのあるお囃子が鳴り幕が開きました。
「あー 落語っぽい」って当たり前か。。。
噺家さん5人の落語と傘の上でモノを回す太神楽、お囃子紹介など。
3時間程でしたが、実際に存在する空間が、そのまま現実なので
迫力もあり、楽しくも面白くもありました。
確かに、劇場で見ると人対人という感じが強く伝わる。
なので、楽しい話のはずなのに、こんな状況の中で、
一生懸命笑わせようとしている噺家さんや神楽の人たちを見ていたら、
急に涙が出そうになった。。。
いやいや、ここは笑わねば! 「あっはっはっは」 って。
母もちゃんと聞き取れていたみたいでひと安心。
帰りに繁昌亭隣の大阪天満宮へ、母と一緒にお参りに行きました。
「早くコロナが終息して日本に日常が戻りますように」
心からそう思った。
笑うって大事ね。
「あっはっはっは」 ってね。
写真は、先日の満月。
いつも思うけど、写真だと上手く伝えられ無い。
ひとあめ ひとあめ
社長です。
朝の蝉しぐれがいつの間にかなくなり、
代わりに、夜の虫の音が聞こえだした。
もう9月。
一雨ごとに気温が下がっていく。
もう秋の始まりなんですね。
2022秋冬の展示会が10月20日から始まる。
加工やハンガーづくりなど考えると、9月末までに40マークぐらいは
作っておかないといけない。
という事で、頑張っています。
2022春夏の企画の時は、作りながら、お金、雇用、現状と先行き・・・
闇っぽい中だった。悪くはないけど、気づくと白と黒の生地ばっかり。
だからといって、無理して色を差していくと、逆にうるさくなって、楽しくない。
昨年亡くなられた、山本寛斎さんなんかのお洋服って、カラフルで元気で楽しい。
才能も勿論なんだろうけど、ご本人の経験と努力なんだろうな。
楽しく、満足できる生地を作ろうと思うと、結局、地道に進んでいくしかないんだよな。
その途中途中で、真っ暗な闇の瞬間もあるだろうし、キラキラした瞬間もあるだろうし。
前に進むだけ。
写真は、16色使い。綿100%強撚ボーダー。