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2010 / 05 / 31
00:00

及ばずながら

五月も今日で終わりです。

明日から六月・・・早いですね。

年々、時間のたつのが早く感じます。

なんとかの法則・・・って言うんですよね?忘れましたけど・・・

 

東亜のスタッフは、パートさん含めて9名。

そのうち、編みたてに携われる、夜勤、深夜勤のできるスタッフは

さらに早朝からという特別バージョンもありの社長を含めて3名です。

納期や、編みたてのスペースの調整などで、編機の稼動が

多い時では24時間体制になることも多々あります。

 

忙しいということは、このご時世、本当に有り難いことで

元気も出るというものですが、やはり人間ですから?

疲れも溜まります。

通常勤務(昼勤)しか経験のない私には想像するしかありませんが

体内時計も狂うでしょうし、体調管理も、家族も、いろいろ大変だと思います。

 

お疲れ様です。

言葉では簡単ですが、そっとそーっと!?思います。

なんで?

その訳は、またいつか

寺尾でした。

2010 / 05 / 21
00:00

モテ

社長です。

 

今’11-12AWの企画を考えています。

テーマはモテです。

モテそうな素材です。

 

一部’11SSでもモテを意識したものを作り

ましたが、結構難しいです。

 

モテるというのは、異性や同性にモテる。という

単純な考え方ですが、そもそもモテるには、どうすれば

いいのか。。。

結局、自分らしさと自信だと思います。

 

だから服だけでモテるなんてありえない訳ですが、

それを引き出すキッカケになるような素材を考えてます。

 

素直、正直、綺麗、家庭的、経済的、頼れる、守りたい、

かわいい、ボクトツ、繊細、ワイルド、かっこいい、物知り

おもしろい、経済力がある、いい声、目力がある。

こういう人は、モテそうですね。

ただ、こういうフリをするのでは、まだまだでしょう。

その人のコツコツ積み重ねた経験から、そうした特徴が

滲み出て、結果モテるということでしょう。

 

モテ経験が皆無であった私としては、見た目より内面で

勝負と信じています!

ですから、あくまで自分らしさを表現できて、その結果

自信を持つことができて、堂々とできる。

そうなると、周りからもステキなんて思われるのでしょう。

 

本当の意味のモテを追求するのは難しいですが、

モテのイメージは分かるような気がします。

 

だから、モテ生地ではなく、モテそうな生地を企画したい

と思っています。

2010 / 05 / 15
00:00

ネガポジ

社長です。

 

私が東亜ニットに入社したのは14年前でした。

当時、現在弊社が得意とする両面選針機は、

12ゲージの機械が2台ありました。

 

ゲージの都合上、やや太めの糸でしかものづくり

できず。繊細な糸を使用すると全くモノになりません

でした。

通常毛番の2/48程度のウールや毛混を使って

おり、どちらかというと横編みのセーターと競合する

ような商品になっていました。

 

当時よく編んでいたのが、風通組織。

2色の糸でジャガードを編むのですが、表と裏には

色が反転したジャガードが編まれ、色の変わり目で

表生地と裏生地が接結されるという組織です。

この組織のことを当時は「ネガポジ」と呼んでいました。

ネガはネガティブ。ポジはポジティブ。

表裏同柄で、逆配色で編成されるので、そう呼んでいました。

 

その頃社長であった親父は、無理やり「ポジネガ」と

呼んでいました。

何となく気持ちはわかります・・・

 

最近では一般的に風通(ふうつう)編みと呼んでいますが、

これは、接結部分以外は全て空洞になっているため、

風が通るというイメージで、こうした呼び名になったわけ

です。

なんとも、風流です。

 

東亜ニットでは、最近はポケットジャガードと呼んでいます。

空洞がポケットのようになっているからです。

 

実はこのポケットジャガードという呼び名。

2年前パリで生地の展示会をした際に、来場者の一人の

女性が「POCKET?」と聞いてこられて、なんとも

耳触りがいい名前だったので「Yes! Yes!」と答え

てから、この名前を使うようにしました。

 

ただ、今考えると、その女性はもしかすると

「この空洞はポケットとして使えるのか?」という

意味で聞いてこられたのかもしれません。

そこで「Yes! Yes!」と言った私は・・・・

 

今思うと、照れます。

2010 / 05 / 14
00:00

新作

寺尾です。

今日はまた暖房入れるほどではありませんが、寒いです。

風邪を引いている方も多いですね。

新型インフルエンザも今では誰も言わなくなって

いろいろ喉もと過ぎていますが・・・気をつけましょう。

G.W.返上で、社長が作った新作達が

ボチボチ上がって参りました。

反物の包みを開けて、中の生地と対面する時

いつもながら、特に新作の場合はよけいに

ドキドキ、ワクワクするものです。

とりわけ、生みの酸いも甘いも味わっている社長は

とてもエキサイトしているのでは?と思います。

思った以上に♪のもの、期待したほどには~なもの・・・

ただ、その新作がスタートで、失敗が次のヒントになったり

お客様から提案や、ご要望をいただいたりして

糸とか、柄とか、色とか、加工の違いで

どんどんまた新しい生地が生まれてくるわけで

(もちろん、そのままズバリで本番GO!も多いです。そして、やっぱり嬉しいです♪けどね)

何事もそうなのでしょうが

いつも新しいものが出来上がってくるのは、とても楽しみです。

お気楽でいいなぁ・・・どこかから、そんな声も聞こえてきそうですが

ポジティブにいきましょう。 こんな時代ですから^^

さてと、こんどの新作はどんな顔をしているのかな?

2010 / 05 / 10
00:00

’11 S/Sコレクション

社長です。

GWもあっという間に終わり目標にしていた、

’11S/Sの最終見本も終了しました。

 

新しい試みも完成したので、そういった意味では

良かったのですが、今更ながら、もう少し

前工程を工夫した方が良かったと反省しています。

 

’11S/Sも基本的には、天然素材が中心で今まで

使い慣れた先染めの糸の組み合わせを変更して

表情や質感に新しさを求めたのですが、

思っていた程には、変化がつけられませんでした。

 

使い慣れた素材であれば、自社で持っている色数

も豊富に取り揃えているし、原料もある程度は持って

いるので、非常に動きやすいと思っていました。

 

確かに、新しい素材を採用すると在庫の糸種が増えて、

管理するのが徐々に大変になってしまいます。

 

しかし、今まで使用してきた素材は素材として、利用しながら

別に、今まで使用してこなかった素材を挑戦することを

しないと、なかなか大きな変化が得にくくなっています。

 

もちろん、私たちにとっては編み組織の開発が非常に重要

なのですが、素材の変化を組み合わせることで、可能性が

広がるのは当然のこと。

ですから、今まで以上に取り入れていきたいと思いました。

 

今からの企画だと、’11-12のA/W。

東亜ニットとして今まで使っていなかった素材を探し、新しい

表情をもった生地づくりに挑戦しようと思います。

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