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2010 / 05 / 10
00:00
’11 S/Sコレクション
社長です。
GWもあっという間に終わり目標にしていた、
’11S/Sの最終見本も終了しました。
新しい試みも完成したので、そういった意味では
良かったのですが、今更ながら、もう少し
前工程を工夫した方が良かったと反省しています。
’11S/Sも基本的には、天然素材が中心で今まで
使い慣れた先染めの糸の組み合わせを変更して
表情や質感に新しさを求めたのですが、
思っていた程には、変化がつけられませんでした。
使い慣れた素材であれば、自社で持っている色数
も豊富に取り揃えているし、原料もある程度は持って
いるので、非常に動きやすいと思っていました。
確かに、新しい素材を採用すると在庫の糸種が増えて、
管理するのが徐々に大変になってしまいます。
しかし、今まで使用してきた素材は素材として、利用しながら
別に、今まで使用してこなかった素材を挑戦することを
しないと、なかなか大きな変化が得にくくなっています。
もちろん、私たちにとっては編み組織の開発が非常に重要
なのですが、素材の変化を組み合わせることで、可能性が
広がるのは当然のこと。
ですから、今まで以上に取り入れていきたいと思いました。
今からの企画だと、’11-12のA/W。
東亜ニットとして今まで使っていなかった素材を探し、新しい
表情をもった生地づくりに挑戦しようと思います。