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2011 / 08 / 23
00:00

日進月歩

社長です。

 

先日多難な開発の話を書きました。

今も奮闘中ですが、とりあえず編み機は

お客様からの依頼を受けた製品の製作に

移行して、しばらくは頭の中でのシミュレーションと

なりそうです。

 

振り返れば、寝ても覚めても編み地のこと

ばかり考えているような感じです。

 

時々「はっ!!」として、寝ていてもすぐに

会社に行って編んでみたくなるような衝動に

駆られます。

 

ある意味生地オタクです。

オタクでないと幅と奥行きがでないような気が

します。でも、それを熱く語ると、多分人は

引いてしまうと思います。

 

だから、オタク的なところはさておき、出来上がり

の商品を誉めて貰うしか結果が出せないという

厳しい状況を日々送っている次第でございます。

 

先日久しぶりに誉められました。

 

そうして、次の進化にチャレンジする気力が

生まれるのだと思います。

 

だから、誉めてくださいね。(笑)

2011 / 08 / 21
00:00

糸と針

社長です。

 

随分と更新をさぼりました。

その分仕事はさぼりませんでした。。。

 

Toa-Knitは相変わらず、秋冬の本生産と

'12S/Sの見本に追われている中、徐々に

ですが、'12A/WのToa-Knitコレクションへと

突入中です。ようやくです。。。

 

Toa-Knitにある編み機は半数がジャガード機

コンピューターで柄というか編み組織を組む編み機

です。柄と言ってしまえば、お花やチェックという

まさに「柄」というイメージが先行します。

 

しかし、そうした柄+編み組織を工夫すれば、

かわいらしい生地が生まれてきます。

 

もちろん簡単ではありません。

今も可能性はあるけれども、まだまだどうしようも

ない編み地にチャレンジ中です。

 

何故どうしようもないのかと言うと、編みキズです。

頭の中だけで考えるとできそうなので、試作を

繰り返していますが、キズが解消しないことには

世間に出せません。

 

また、例えキズが解消しても、出来栄えが

つまらなければ、これまたどうしようもないし、

単価が高すぎたり、生産効率が著しく悪かったり

する場合もあります。

 

今開発中の生地は、たぶん、とってもかわいい

表情で、単価はそこそこ、生産効率も良くは

無いけど、我慢できる程度かなと思っています。

 

ただ、あとちょっとだけのことなのに、キズが

止まりません。生地1mに20個ぐらいキズが

出てしまっているんです。。。。

 

笑っちゃいますが、これをクリアできる方法を

地道に考え中です。

 

針と糸で編む編み地。

パズルのようにピッタリと合うポイントを見つける

のが大変です。

 

完成すれば、また報告します。

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