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2011 / 08 / 21
00:00
糸と針
社長です。
随分と更新をさぼりました。
その分仕事はさぼりませんでした。。。
Toa-Knitは相変わらず、秋冬の本生産と
'12S/Sの見本に追われている中、徐々に
ですが、'12A/WのToa-Knitコレクションへと
突入中です。ようやくです。。。
Toa-Knitにある編み機は半数がジャガード機
コンピューターで柄というか編み組織を組む編み機
です。柄と言ってしまえば、お花やチェックという
まさに「柄」というイメージが先行します。
しかし、そうした柄+編み組織を工夫すれば、
かわいらしい生地が生まれてきます。
もちろん簡単ではありません。
今も可能性はあるけれども、まだまだどうしようも
ない編み地にチャレンジ中です。
何故どうしようもないのかと言うと、編みキズです。
頭の中だけで考えるとできそうなので、試作を
繰り返していますが、キズが解消しないことには
世間に出せません。
また、例えキズが解消しても、出来栄えが
つまらなければ、これまたどうしようもないし、
単価が高すぎたり、生産効率が著しく悪かったり
する場合もあります。
今開発中の生地は、たぶん、とってもかわいい
表情で、単価はそこそこ、生産効率も良くは
無いけど、我慢できる程度かなと思っています。
ただ、あとちょっとだけのことなのに、キズが
止まりません。生地1mに20個ぐらいキズが
出てしまっているんです。。。。
笑っちゃいますが、これをクリアできる方法を
地道に考え中です。
針と糸で編む編み地。
パズルのようにピッタリと合うポイントを見つける
のが大変です。
完成すれば、また報告します。