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次の段階
社長です。
先日、Toa-Knitとして初めてお洋服の販売をいたしました。
ジュピターショップチャンネルに出演させていただき、
生放送でCASTの方と一緒に「presentoa」の商品を紹介、販売するという
はじめての経験でした。
あっという間の1時間で、ほぼ頭の中は真っ白
それでも、沢山のお客様に商品を購入していただき
ありがとうございました!
というのが、正直な気持ち。
反面、もっとこうすればという反省が噴き出してきて猛省。
企画の段階から生産、販売、もっと工夫できたことがあっただろうに。。。
また、その辺りはミーティングで修正していこうと思います。
そして、自分の中で大きな変化がありました。
お洋服を販売しませんか?と差し出された手を掴んだ時に踏み出した一歩。
振り返れば、その時から全部始まって、変わっていくんだと理解しました。
始めないと、始まらない・・・
そして、仕事との向き合い方の中でも変化が。
今までは「製品を売る」という言い方をしていました。
ここ最近は「商品を販売する」という言い方に変わっていました。
微妙なんだけど、自分と生産物、自分とお客様それぞれの距離感が
明確に変わった気がします。
この感覚の変化だけでも、企画するテキスタイルであれ、お洋服であれ
自分の都合や習慣という部分が大きく削りとれるいい機会になりました。
ともあれ、かっこよく派手な事はできませんが、明確に丸編み屋さんと
しての、歩みを継続していきたいと思います。
つくりやすいもの
社長です。
25S/Sのテキスタイル企画をやっているのですが、
取っ掛かりがなかなか掴めず、もたもたしています。
今まで開発したToa-Knit独自の編み方で、
柄だけ、糸だけ、色だけ変えて出すことはしたくない。
編み目ひとつでも考えを凝らしたものを入れたい。
そう、そうしないとせっかく見て貰うのに失礼だと思うから。
そして、新しく生まれる生地が、必ず評価され、売れるわけではない。
というか、評価されるとしてもごく一部。あるやなしや・・・
評価されても、価格という絶対的な壁が邪魔をする。
でも、不思議なもので、そうした中から得意先の人たちからの
アイデアがあり、ちゃんと売れるものが生まれてくる。
そう、Toa-Knit打ち出す企画は、まだまだ原石でいいんだと最近思う。
自分だけで作ったものが、爆発的に売れるものでなくていいんだ。
その原石を元に、あーだこーだってやって、収まるところに収める。
ぐらいの余地がないとね。
だから、
「つくりやすいもの」だけを作って麻痺してしまいたくない。
取っ掛かりが掴めないのは、まだ「つくりやすいもの」の範疇で
考えているからだろうな。。。
写真は、得意先の食堂から見えた、鳩たち。