ブログ
追悼
先週50年間Toa-Knitに勤続していただいた
元社員の方が亡くなられました。
Toa-Knitを退職されたのは数年前。
それからは、畑で野菜を育てたり、山登りや
カラオケなどをして楽しんでおられたそうです。
以前、このスタッフブログにも一度登場したことのある
柔道黒帯の「山椒は小粒でもピリリと辛いんやで」の
方です。
その方から教わった様々なことが頭をよぎります。
「大体、止まってる編み機でも綺麗にしようという気持ちが
大切なんですわ」
「ネジは締めるために締めるんや無くて、止めるために締めるんや」
「油入れても、肝心の針に油届かんかったら意味ありませんのや」
なつかしい。。
今までありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
ご冥福をお祈りいたします。
エレクトリック
社長です。
先日、Toa-Knitの編み機「太郎」が突然エラーで
停止しました。原因は、ドライブボードという基盤。
あー電機系か・・・
機械系なら何とか時間がかかっても直せる自信は
あるのですが、基盤とかって無理。
せいぜい、どの基盤が悪いとか判断するのが精一杯。
とりあえず、「次郎」の基盤を拝借して、「太郎」を稼働
させて、次郎は1日休憩。
基盤というモノ。見れば見るほど無愛想。
けれど、電気がそこを流れて、何かピピピッと発信することで
その無愛想さからは想像もできない表情が生まれる。
景気
社長です。
景気は気分らしいです。
景気が良くなっているという報道。
全く恩恵も実感も無いですが、いいことだと思います。
リーマンショックの時も報道されるより
被害も実感もありませんでした。
そう思うのはあくまで、身近な見方。
特別なことをしなければ、変化は少なく。
新たに動き出すと、変化が現れる。
景気が良くなっているということは、
新たに動き出すチャンスが増えている
ということなんだろうな。
新しく動こう。
とはいっても、編み屋さんの新たな動きなわけだから
別に、金融商品に走るわけでもなく。
ニヤニヤしながら、新しい生地を作る意欲が
いつもより増すという明るい気分。
大きな地震だった
社長です。
今日は朝方大きな地震がありました。
揺れだして、目が覚めて、揺れていて。
ただ、神戸の地震の時よりは、かなり小さい
地震だなと思いながら、寝てしまいました。
現在、春夏のコレクションを少しずつですが
作りつつ。いろいろやっています。
今年は、大きな展示会の出展は行わず、
ベンベルグ展と青文、栃尾、吉田整理、栃尾ニットの
合同展のみ出展を予定しています。
ただ、大きな展示会に出ないからといって
サボるわけではありません。
きっちりと考えながら進んでいきたいと思うばかりです。
また新年度か・・
社長です。
Toa-Knitは3月末決算です。
ビジネスとして成り立っているのですが・・・
新年度になると、いつも、あーまた新年度かぁ。。。
と思ってしまいます。
エンドレスにつながる、開発、企画、製造、販売、補修。
なにも不自由なこともないのに、辛かったり、悲しかったり
悲観的になってしまいます。
新しい編み地も、柄も使い捨てられ。
すっかりそれに慣れてしまって、小手先だけでやっつけ仕事。
もっと編み地の一目一目と針の一針一針と向き合わないと。
自分で散らかしながら生きる場所を無くしている。