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2010 / 03 / 30
00:00

丸編み

丸編み

社長です。

今日は体調がよくありません。

たまにはこんなこともあります。

ところで、丸編みの編み方というのは、

必ず一本の糸が、横方向に端から端まで

通らないといけません。これは、丸編みの

決まりです。

もちろん、編む時の話であって、バックカット

などの加工をすることにより、端から端まで

一本の糸が通っていないことはあります。

バックカットせず、横編みのインターシャのような

表現ができればいいなと、いつも思います。

もともとは、生産の効率を重視する方向に進化し

ていった丸編みの編み手法が、様々に多様化して

高効率から、ファッション性を追求したものまで

広がっています。

ここまで、編機の種類が増えたのも、一つ一つ

のお客様からの要望があったからでしょう。

現在では、様々な業種で「お客様一人一人の要望に

合ったプランを云々・・」というセールストークを耳に

しますが、それは、あくまで標準化された多くのプラン

の組み合わせによって、一見万人の要望に合わせ

ることが、(ほぼ)できるわけです。

私たちのものづくりも、それぞれのお客様の要望に

合うようにと考えてますが、ちょっとした制約や決まり

事で、お客様の要望に100%合わせるということが

非常に難しいことだと思います。

私が以前に勤めていた会社でも、当時の上長が

「当たり前なことを当たり前にする難しさを勉強しなさい」

と言ってました。まだまだ修行が足りません。

2010 / 03 / 26
00:00

高楊枝

社長です。

本日付のニュースで海外にある日本の百貨店の撤退が

報じられていました。

最近よく百貨店の閉店について報じられます。

結局、売り場が少なくなる訳ですから、販売量、発注量が

減り、同じことがサプライヤーに対しても起こります。

最終的に高コストになってくるので、生産コストの安い

製造方法を模索します。

コストを合わせるだけのために低コストを追求することで

求められる低価格のものを提供したところで。。。

と、思ってしまいます。

かといって、武士は食わねど高楊枝とまでは言って

られません。

世界的に見れば、価値は様々です。

幸い今はインターネットや国際貨物の発達により、遠い

国もそれ程遠くなくなりました。

作り出す製品の価値は、まだまだ未知数です。

意思と可能性があるならば、可能なことも未知数です。

世間の大きな変化に気を取られて、実はその世間より

もっと大きな動きがあることに気が付かないまま、様々な

可能性を見失わないように心がけたいものです。

2010 / 03 / 16
00:00

社長です。

編み工場の現場にいると、いろいろな音が聞こえます。

擬音語では書けないような、複雑な音です。

でも、ずっと現場にいると、何かのアラームでどの機械

が停止したのかとか、機械が冷えている状態だったり

様々なことが音で分かるようになります。

メロディーにもならない無機質な音ですが、私たちに

とってみれば、快調に稼働しているかどうか?を判断

するための重要な判断材料となります。

もし、私に絶対音感があれば、あっ、シ♭だから油切れだ

とか、ドとド♯だから快調だとか表現できるのにと思ったり

します。

生地づくりには、味覚以外の感覚を使っている訳です。

2010 / 03 / 10
00:00

徒然に

こんにちは。寺尾です。

春春♪・・・と先日 喜んでいたら

またまた冬の気温に逆戻り。めっちゃ寒いですよね。

ほんと身に応えます。

こんな寒い雨の中、大阪に新しくできた話題のファッションビルには

オープン初日過ぎてもまだ、行列してお客さんが待っているとか

不景気だと言われているのに、不景気だから?なのか。

かくいう私も、一度行ってみたい。とは思っているのですが

もっと普通に入れる頃に・・・。

マスコミ、メディアの影響大なファッション業界。

私たちも目指すところを見失わないように

皆で良いものを創っていきたい。と思う今日この頃です。

2010 / 03 / 09
00:00

手紙

社長です。

先日、父が祖父に宛てて書いた手紙を見つけました。

平成8年から約1年の間、毎日だったり、ひと月ごとだったり

でしたが、100通以上はありそうでした。

父も祖父もすでに故人であるので、心の中で断ってから

読んでみました。

もう10年以上前のことですが、私の記憶にも残っている

出来事が沢山書いてありました。

当時、父が何を思い、なぜこんなに頻繁に祖父に手紙を

書いていたのか?思いを巡らせては見たものの見当が

つきません。。。

それはともかく、筆不精を理由に最近では年賀状ですら

自分では書いていなかった事を反省しました。

今年は、暑中見舞いを住所も挨拶も自筆で書いてみよう

と思います。

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