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期末
明日で72期終了です。
今期も色々ありました。
実は、昨年の9月に20年目になる両面選針機が
大破損してしまい、復旧に4ヶ月とそれなりの修理代が
掛かる、想定外のトラブルがありました。
破損直後の編み機は、曲がるはずの無い鉄の塊が
変形し、破断した鉄片が辺りに散らばり。。。
言葉も出ず、涙が出てきた。
痛かっただろうに。
一瞬、スクラップ・・・を覚悟した。
でも、一応バラす事にして、壊れた部品を全部外した。
結局、両面選針の片面選針全部が駄目だった。
冷静に散らばっている鉄片を取り除いていると、
「ギリ大丈夫かも?」
すぐ写真を機械メーカーの人に送って見ると、
「絶対ではないけど、僕の経験からだと、ギリ大丈夫!」
なんとも頼もしいお返事。
掛かる時間や、お金なんて、すぐ取り返せる。
手間が掛かる作業なんて、訳も無い。
自分で治せるところは1ヶ月ぐらい掛けて休日に補修した。
後日、心配してくれたメーカの技術の人も手伝ってくれた。
うれしかった。
ひしゃげた部品は全て新しく作ってもらい、昨年の12月に
組みつけてもらい、今もちゃんと稼動している。
これからも、ずっと編んでおくれ。
創立記念日
社長です。
先の3月17日はToa-Knitの創立記念日。
満72歳。
積み重ねられた時間の集まり。
でも、時間って技術革新で、どんどん短縮されている。
昔は一日かけて作成していたデータでも、1-2分で作成できる。
編みでも、ドライバーでカムを貼りなおして、テンションメーターで
糸のテンションを測って、糸を解いて糸長を測って、
上長に確認してもらって編みスタートしていた。
今は、編み組織も設定も全てデータの中。
キズが出たりする場合は、微調整は必要。
昔のメカ式の編み機で経験を積んでいると、対応できるのだけど
見えないデータと、発生する問題との接点が理解できないと
技術は身に付かない。
恐い時代だ。
対処療法しか身に付かない。それはそれで大切だけど。
両面選針機という編み機しか持たないToa-Knit。
そうしてしまった私は、もっと基本的な編みの理屈を
きっちり教えていかないと、無責任で終わってしまう。
たがが編み屋さん。
居ても居なくても、心底困る人はいない。
でも、俺には、もうこれしかないんだ。
走るか歩くかは、自分で決めるけど、
これからも、精進しようと思う創立記念日でした。
先輩やお客様、従業員に感謝して73年目。
いきます。
卒業
社長です。
先日、人生初で子供の卒業式に出席。
卒業したのは中学三年生の息子。
肌寒い日だけど、晴れていたので、
日の当たる場所は、ほっこりと暖かいという日。
卒業生は350人程いたので、式の2/3は卒業証書授与。
公立の中学だけど、皆まじめでオボこい。
ヤンキー(今ではヤンチャというらしいが)も一切いない。
最近の中学生って、こんななのかなーと感心した。
自分の中学卒業式を必死で思い出してみる。
場所は、息子と同じこの体育館だったのに、思い出せない。
あっ!卒業証書を入れる、筒で「ポンポン」鳴らしていたのは
間違いないだろう。。。
これで、我が家からは、義務教育の就学生は居なくなった。
ほんの少し、気持ちが軽くなったような感じ。
さてさて、'20S/Sも大詰めです。
軽くなった気持ちで、やってしまおう!
紫煙くゆらす
社長です。
私も15年ほど前まで1日1箱程度のペースで
タバコを吸っておりました。
朝イチ、食後、電話中、運転中。。。
ところが、ある日編み機を調整している際
後頭部に熱い刺すような痛みが走りました。
それからというもの、アゴを上げるような仕草を
すると、その痛みが出るようになり、
「最早これまで・・・」みたいな感覚に襲われました。
酒かタバコか?
たぶん、どっちかが原因。
どちらかを止めるとすれば、もちろんタバコ。
ということで、禁煙してみた。
それ以来、あの頭痛は来ない。
そして、気がつけば、タバコを吸う場所も限られ
タバコ自体が高級品になり、電子タバコなるものも
登場してきた。
昔、映画「アンタッチャブル」や「スティング」などの映画で
紫煙をくゆらしていたスター達。
たった10年やそこいらで、大きく変わるものだ。
転じて、自分のこれからの10年。
単なる愚痴多き乗客にならないようにしないと。
春
社長です。
朝晩は肌寒いですが、もう春ですね。
この時期、花粉症の人が辛そうでお気の毒です。
うちの家族も、カミさんと娘、息子が花粉症で
消費されるティッシュペーパーの量は、ハンパ無いです。
今年は例年より花粉の量が多いいのでしょうか?
花粉症でない私でも、しわぶき感があります。
明日は、大阪の公立高校の受験です。
息子が会社についてきて過去問題を解いてます。
5年前、娘が同じように休みの度に会社に来て
勉強していました。
2人とも強制もしていないのに、姉弟だねえ。
さてさて、サクラサクでしょうか?
個人的には、学校はどこ行っても一緒と思う。
誰に会うか、何をするかの方が大切。
頭の良い学校に行けるんだったら、行った方がいい。
けど、嫌々だったり、本当はしたいことがあるのに
周りに流されているんだったら、不幸だと思う。
まあ、息子の場合、まだそこまで考えていないだろうけど。
頑張ってね。