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2010 / 12 / 29
00:00

2010

社長です。

 

昨日でToa-Knitも仕事納め。

今年も事故や災害も無く無事に年を越せそうです。

 

来年の課題も見えてきました。

でも、書きません。心で強く思うだけにします。

 

ただ、もっといろんな人とコミュニケーションを

闊達に行おうと思います。

また、編み機たちとももっとコミュニケーションを

取りたいと思います。

 

この子たちは、何をどこまで編めるのか。

 

来年はウサギ年ですが、

途中で昼寝することなく、目標を達成するために

人を踏み台にすることもしないようにしたいです。

 

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

良いお年を。

2010 / 12 / 26
00:00

こだわり

こだわり

社長です。

 

両面選針機でしかできないもの。

 

Toa-Knitの編み表現としは

フリル、3Dポケット、フラフジャガード

CNS、風通、ツインズ、ガーメント

こういった商品になります。

 

ここに、柄、素材、加工が加わり現在の

幅広い商品が出来上がります。

 

今、この編み表現を考えています。

いわゆる開発です。

以前にも書きましたが、非常に地味な

作業です。休みの日に会社に出てきて

パソコンをあれこれ操作したり、雑誌を

片っぱしから見ていったり。

 

ちょっとパソコンの電源を切って、クレヨンで

書いてみよう。

取り敢えず、水玉柄でも書いてみよう。

 

こんな感じかな。

実際に生地にした画像は、来年にアップできる

と思います。

2010 / 12 / 25
00:00

メリークリスマス

社長です。

 

メリークリスマス。

都会には最近出ていませんが

おそらく、都会はクリスマス気分。

キラキラしたイルミネーションと買い物や

食事を楽しむ人々で賑っているのでしょう。

 

反省ばかりが頭をよぎる今年の総括は

また今度にして、今は街の賑いを想像しよう。

 

来月パリのエスモード校の会場を借りて

生地の展示会を行います。

商品は’12春夏物の企画。

 

輸出を目指して単独で動き出したのが

4年前。当時は170円/€の頃でした。

今は110円/€前後で為替が推移して

安定しているようですが、110円/€では

生地の値段はギリギリ通るかもしれません

が、関税やその他税金および、輸送コストを

考えると、現地のバイヤーから見れば

非常に割高な商品となるでしょう。

 

いつまでもアゲインストな状況が続きます。

ただ、船出した時には、嵐があることは

分かっていたので、それぞれの目的の

港には向かおうと思います。

 

そんな中、東亜ニットの従業員はいつも

明るいんです。

船長としては、そんな乗組員にいつも

助けられています。

 

メリークリスマス。

2010 / 12 / 22
00:00

口に出すとアカン

社長です。

 

つい先日、ブログで仕事モード全開で

体調もおかしな位それについてくる状況を

書きましたが、昨日急に頭痛や吐き気が

出てきてしまい、くじけました。

 

家に帰り食事を頂き、風邪薬を飲みぐっすり

休みましたので、今日は普通。

 

どうも私の場合口に出すと、自分の意志とは

関係ない部分から、逆に動いてしまうことが

よくあります。

 

例えば、ずいぶん前から休みの日に旅行に行こう

と計画すると、必ず、旅行なんて行ってる場合じゃ

ないくらい、急ぎの見本が立て込んでしまって往生

したりなんてことは、よくあります。

 

計画は大事だけど、あまりキチキチにしてしまったり

その時の状況をはっきりと断言してしまうと、しんどいな

と改めて思いました。

 

ほどほどに語ることが肝要ですね。

2010 / 12 / 19
00:00

温故知新

社長です。

 

新しいものを作るのに、必死のパッチで

デザインシステムと向き合っていると、

服になるための生地から大きく逸れてしまって

額縁に飾るようなものを作ろうとしてしまっている

ことが、度々あります。

 

店頭や雑誌、webなどで服を見ていると、その

素材はいたってシンプル。

手は込んでいてもシンプルに表現できないと

難しい素材になるだけだと思っています。

 

Toa-Knitの生地の場合、シンプル過ぎても

つまらないし、手が込み過ぎていても「へぇ~」

で終わることが多いので、微妙なバランスが

必要です。

 

今まで手が込み過ぎていて失敗した例としては、

12色以上の色を使ってジャガードを表現しました。

異素材を6種類組み合わせて生地を作りました。

こうした作り方をしたものは、結局あまり売れません

でした。

 

理由は、色数が多すぎると、実際に素材を使う人

たちが、色の組み合わせができなくなってしまう事

やコストが高くなりすぎて、結局本生産になったとしても

お弁当のちょっとした豪華なおかずにしかならない

からです。

 

ご飯やたまご焼きやかまぼこは無理としても、手羽先

だったり、シャケだったり、そのお弁当の魅力となる

ようなポジションのものでないといけないのだと思います。

もちろん、ご飯やたまご焼きやかまぼこは、大好きですが。

 

過去に大ヒットした商品を並べてみると、後付けですが

売れた理由が存在していました。その時代に合った理由とも

考えられます。では、現在では?と置き換えて、昔売れた

ものから、素材を現在のものに置き換えて、作ってみると

驚くことに、編み下げを見ただけで、まったくつまらないもの

ができてしまいます。で、そこで製作をやめてしまいます。

 

でもこれは、どうなんだろう。

 

自分が見てつまらないと思ってしまうと、生地を見てもらう

人も、おそらくつまらないと思うはずです。では、その良さ

を冷静に引っ張り出して自分に説明をして見ることで、

自分も面白いと思うかもしれません。

 

過去にやったから、ここをこう変更するとたぶんこうなる。

ということで、結果が見えてしまって、つまらなく思う習性に

なっているのだと気が付きました。

 

全く新しいものと、過去の手法だけど新しいこと両建てで

アンテナを張っていかねばと思いました。

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