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梅の次は桜
社長です。
梅の花は桜の花より長く咲きますね。
種類によっては2月上旬から咲き出したりして。
そういえば、先月末に母を連れて大阪城の梅園を見に行きました。
平日なので空いているかと思いきや、海外からの観光客が沢山来ていました。
母も80代後半で今は肺がんと共生中につき、それ程体力もないので
大阪城公園事務所で車いすを借りて、時々歩いたり車いすに乗ったり。
そんな時、向かいからベビーカーを押すお母さんとすれ違いました。
「逆やな・・・」とボソリ。思わず母と笑ってしまいました。
随分と昔には俺もベビーカーに乗せられていたんだろうし、
娘や息子をベビーカーに乗せていたことも確かにあった。
そして、今は母の車いすを押している。
いろんな話をしながら、いろんな事をかんがえながら歩いた。
そして、大阪城公園を出て中の島美術館で「モネ展」を観ました。
美術館でも車いすを借りたものの、さすがに混雑する美術館では
車いすは気を遣いました・・・
てな感じですが、家に帰ると母にぞんざいな物言いをしてしまうんだな・・・
さて、次は桜ですかね♪
画像は大阪城の梅園にて。
次の段階
社長です。
先日、Toa-Knitとして初めてお洋服の販売をいたしました。
ジュピターショップチャンネルに出演させていただき、
生放送でCASTの方と一緒に「presentoa」の商品を紹介、販売するという
はじめての経験でした。
あっという間の1時間で、ほぼ頭の中は真っ白
それでも、沢山のお客様に商品を購入していただき
ありがとうございました!
というのが、正直な気持ち。
反面、もっとこうすればという反省が噴き出してきて猛省。
企画の段階から生産、販売、もっと工夫できたことがあっただろうに。。。
また、その辺りはミーティングで修正していこうと思います。
そして、自分の中で大きな変化がありました。
お洋服を販売しませんか?と差し出された手を掴んだ時に踏み出した一歩。
振り返れば、その時から全部始まって、変わっていくんだと理解しました。
始めないと、始まらない・・・
そして、仕事との向き合い方の中でも変化が。
今までは「製品を売る」という言い方をしていました。
ここ最近は「商品を販売する」という言い方に変わっていました。
微妙なんだけど、自分と生産物、自分とお客様それぞれの距離感が
明確に変わった気がします。
この感覚の変化だけでも、企画するテキスタイルであれ、お洋服であれ
自分の都合や習慣という部分が大きく削りとれるいい機会になりました。
ともあれ、かっこよく派手な事はできませんが、明確に丸編み屋さんと
しての、歩みを継続していきたいと思います。
つくりやすいもの
社長です。
25S/Sのテキスタイル企画をやっているのですが、
取っ掛かりがなかなか掴めず、もたもたしています。
今まで開発したToa-Knit独自の編み方で、
柄だけ、糸だけ、色だけ変えて出すことはしたくない。
編み目ひとつでも考えを凝らしたものを入れたい。
そう、そうしないとせっかく見て貰うのに失礼だと思うから。
そして、新しく生まれる生地が、必ず評価され、売れるわけではない。
というか、評価されるとしてもごく一部。あるやなしや・・・
評価されても、価格という絶対的な壁が邪魔をする。
でも、不思議なもので、そうした中から得意先の人たちからの
アイデアがあり、ちゃんと売れるものが生まれてくる。
そう、Toa-Knit打ち出す企画は、まだまだ原石でいいんだと最近思う。
自分だけで作ったものが、爆発的に売れるものでなくていいんだ。
その原石を元に、あーだこーだってやって、収まるところに収める。
ぐらいの余地がないとね。
だから、
「つくりやすいもの」だけを作って麻痺してしまいたくない。
取っ掛かりが掴めないのは、まだ「つくりやすいもの」の範疇で
考えているからだろうな。。。
写真は、得意先の食堂から見えた、鳩たち。
大寒
社長です。
今日は大寒。
曇り時々雨という天気もあってか、妙に肌寒い日中。
鍋焼きうどんが食べたいなと思うも、
この年末年始でびっくりするほど体重が増えてしまい・・・
少し節制しないと思ったばかりなので、我慢我慢。
そういえば、昨年設置されたシングルコンピュータージャカード機。
ようやく、いい感じの企画ができてきて、評判もまあまあ。
編み機の特徴も分かってきたし、仕上がる生地のバランスも
少し理解できて来た。
ただ、使う糸をあれこれと試していないので
まだまだ、未知数な部分が大半です。
ここからは、お客様のリクエストなどをお聞きしながら
可能性を広げていこうと思います。
ぼちぼち、2025S/Sも考えないと。
写真は、屯倉神社さんに咲いた大寒の梅
大小の蕾がかわいい!
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
社長です。
元旦からまさかの大地震。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
パンデミックが終わりを告げ、以前とは少し形を変えた
日常が始まったばかりなのに。
そりゃ、楽しいことばかり毎日続くわけないんだけど
辛いことは、できるだけ起きて欲しくないですよね。
ここでふと、「一年の計は元旦にあり」という諺を思い出す。
もちろん、元旦に悪いことがあれば、その年はずっと悪い
という意味ではありません。よく誤解されがちみたいですが。。。
一年の計画をしっかり立てれば、充実した一年になるという意味。
なので、いつものように、今年はこれしよう!あれしよう!の他に
災害はいつ来るか分からないので、「備えはしておこう」という
項目を心に留めた人は、意外と沢山いるのではないでしょうかね。
画像は、昨年末、新幹線から撮影した富士山