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禍3回目の3月

社長です。
2年前のブログを見てみたら、コロナの中、2,3年後に立っていることが
できれば、褒めてあげようと自分に向かって書いていた。
今、立っていることができているけど、終わっても始まってもいない。
コロナ、値上がり、戦争・・・混沌の中。
でも、人生をはかなむこともなく、目先の23S/S Toa-Knit Collectionに
力を入れている。
もちろん、不安な事もあるけども、心配するだけでは前には進めないし。。
話は変わりますが、先週平日にお休みを頂いて、母と大阪城の梅林に
行きました。日差しも暖かく、ちょっと歩くと少し汗ばむ程度でした。
平日なので、大阪城公園も混雑しておらずゆっくりできました。
ふと思い出した。
私の編みの師匠が、
「ワシは休みの日に、大阪城の石垣を一日中眺めてるんや。
あのお堀から、綺麗な曲線を描きながら積み上げられている石を
見とると、ワシも負けとられへんなあって思いよるんよ!」
って、言ってた。
当時は「へー そうなんすか」みたいな感じでしたが、先日改めて見ると
師匠のように「負けとられへん」という領域までは行かないものの、凄いと思った。
適当に石を集めたわけではなく、設計から、石の切り出し、運搬積み上げ、
補修などなど正に綿密に進めていったんだろうなと感心しました。
当時の技術や職人に敬意を表すと共に、独裁者という人間の恐ろしさも痛感。
逆に独裁者の圧政で技術や知識が高まるのかもしれない。
だからと言って、戦争は良くない。
必要以上に欲しがるのは、そんな人はやっぱダサいな。
写真は、大阪城の石垣。凄いな・・
春の到来

社長です。
今日は屯倉神社さんへお参りに行く日。
時期的に梅が満開で、境内は紅白の梅が綺麗でした。
昨日の雨のせいか空気も澄んでいて、清められた感じで救われる。
Toa-Knitでは、2023S/S企画進行中。
本流から逸脱はしていないものの、新しい見え方が多い企画になりそうです。
年2回の自社コレクション作りも2006年から本格的になったので
17年目に突入しています。
自社コレクションといっても、それがそのままオーダーに繋がる事は
殆どありません。
どちらかと言えば、編屋さん目線でのテクニックや、発想。
素材の特徴や組み合わせの工夫したものを紹介するようなもの。
一番目を引くのは新しい編組織。
これができた時は凄い!!
それだけ、それは難しい。
必要性、実用性、見え方、キズの発生頻度、応用性、などなど
一定の条件をクリアしないと、新しい組織でも自己満足で終わります。
今回は、新しい組織はできませんでした。まだ、終わってないけど。。
でも、組み合わせやら応用で新しいものが多くできました。
いつかまた、新しい組織ができるように精進して行きます。
画像は今年も綺麗に花を付けた、屯倉神社の梅
氷雨

社長です。
今日は、昼過ぎから雨。
サラサラ降るので、冷たい。
編み場に居ると手足の指先が冷たい。
何かが起こるのを待つだけの時間は勿体ないと思うけど
中々上手くいかない時間も勿体ないと思ってしまう。
今日は、本来廃棄の糸を組み合わせて、生地を作っているけど。。ムズイ
配色がカチッとハマらない。何度も何度も糸を乗せ替えるけど。。。
今日は雨だから、ランニングは無理かな。。。
---雨に当たっても死なんで。
危ないでしょ。
---いつもより、ゆっくり走ればいいやん。
風邪ひくかも。
---多分、ひかんやろ。
無理しない方がいいかも。
---無理なんかしたこと無いやん。
冷たい雨って嫌ね。
追記:散々自分で自分を煽ったので、乗っかって
小雨の中ペースを落として走ってみました。
画像は、鈍色の空 プラス ランデータ
えべっさん

社長です。
毎年かかさずお参りをしていた、今宮戎神社の十日戎。
昨年は参拝には行かず福笹をデリバリーしてもらいました。
今年は、一旦休憩で十日戎終了後に笹の返納だけにお参りしました。
もちろん、出店も無く、参拝客もほぼ皆無。普通の街並みに佇む神社。
いつもの賑わいが無いせいか、逆に凄く寂しい街並みに見えた。
でも、これがこの町の日常。今まで訪れていた十日戎の光景がバブル。
あの賑わいもいいけど、現実が垣間見えた感じがした。
業務時間中だったので、会社に回転焼きか何か、お土産を買おうと思い
帰りにちょっと寄り道して、通天閣に立ち寄った。
けど。ここも人が居ない。 びっくりするほど。
オミクロンの影響か、単に外国人観光客が居ないせいかな。
だからかな、空いているお店も少なく、お土産になるような物も無かった。
向かいから自転車に乗ったお巡りさんが3人巡回していた。
高校生が数人、歩道に座り込んで無言でスマホ操作していた。
天気は良いのに、寒い。暗い。風が強い。
フラフラしていると「ビリケンさん人形焼」というお菓子を売っている
お店を発見。そそくさと14個入り500円というのを焼いて貰って会社に帰った。
そう。
賑やかに騒がしい時と平常時って、人によって受け取り方が違う。
今回の今宮戎神社も通天閣も、俺が異様と思った情景が日常なんだろう。
色々と考えさせられた。
画像は、標語の看板を掲げた通天閣。
謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
社長です。
パンデミックも3年目突入ですね。
コロナ発生当時は、何の根拠もなく1年間我慢すれば
通り過ぎるだろうみたいに考えていた。けど。
全然ですね。
色々な変化や新しいルールに戸惑いもあったけど
まあまあ、慣れましたよね。
ということで、ボチボチ2022S/Sの企画を始めよう!!
新年早々、ダッシュで行きますよ!!
画像は、信貴山朝護孫子寺に設置されている寅柄の郵便ポスト