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月食
社長です。
昨日は月食。
あまり期待もせず、見ようとも思っていませんでした。
ところが。会社からの帰り道、ちょうど車は、月に向かって
走っていました。
「おっ!!」 すげ~。
さっきまで満月ぽかったのに、月の左下にじわっと陰が。。
しばらく、車を進めて、また月に向かって走る道に来ると
陰の面が更に拡大されている。
家に到着して、家族でしばらく見ていました。
なんだか、月に黒の軍勢が攻め込んで、一時は月を制圧
したかのようになったけど、しばらくして、月の軍勢が取り戻した。
みたいな。
壮大なドラマでした。。。 違うな。
でも、どちらにせよ、最初と最後だけ見ると多分、
普通の「満月っぽい月」で終わるところがスゴイです。
形作りと色塗り
社長です。
形を作る時、色がついた完成品を
イメージして作るものなのでしょうか?
それとも、漠然としたイメージの中から
形を作って、最終的に彩りを決めるのでしょうか?
というか、形と色の調和は最初からイメージされて
いるのでしょうか?最初からイメージできる訓練が
できているのでしょうか?
そういうイメージのできる方を数人知っています。
もちろん、尋ねて教わるようなことではないとも思います。
その方々の手がけたものから、感じるしかないと。
ただ。いつか教わることができなくなると分かった。
少年
社長です。
おっちゃんになると当然、おっちゃんとの接点が
増えます。
所詮、オス同士なので、どうでもいいところで
全く譲らず我を張る場合もあります。
もちろん、その逆もありです。
そんな、様々な場面でふと思い描くことがあります。
この人は、どんな少年時代だったんだろうか?
私の知っているこのおっちゃん。
普段はねちっこくてわがままなんだけど、
少年時代は、ラムネソーダを買ってもらって、
鼻水垂らして喜んでいたのかもな。
私のしっているこのおっちゃん。
やることなすこと裏目で見当違いなんだけど、
少年時代は、クラスの人気者でキラキラ
していたのかもな。
なんて、非常に勝手な妄想をしていると
なんだか、人間ぽっくていいな。
思わず、鼻で笑ってしまう。
そして、そんな妄想が、不安やイライラや怒りを
和らげてくれます。
ふふ。大人だな♪
あと ひとつき
社長です。
来月10/22-24に東京表参道で
恒例となりました4社合同展があります。
主に15AWのコレクション展示となります。
Toa-Knit では、新作として40点ほど考えています。
柄は全部新柄。編み組織は、従来のものと改良版
進化版などなどです。
新しい編み地も1点試作中で、順調にいけば出展
できると思います。
・・・・と、ここまでは、宣伝。
この3週間ぐらい、おもっきりパソコンに向き合ってます。
もちろん、必要があれば編み機にも寄り添います。
作りながら、ふと、今回のテーマやコンセプトって?と考えます。
でも、たぶん皆さんそうだと思うのですが、
最終的にテーマやコンセプトって
「ぶっちゃけ あとづけ」です。
最初に持つテーマって、結構抽象的なもの。
で、次々コレクションがそろってくると、
その時のテーマが決まるのだと。
Toa-Knitでは、いつも最初のテーマは、「新しい編み地」
なんですが、最終的には、散らかしすぎて
テーマ不在が続いています。
あとづけで、テーマ不在ということは、
最初に思い描いていた「新しい編み地」が
できなかったか、自分の中で、新しくなくなってしまったのかと。
ふと、そう思ふ。
九龍城
社長です。
今はもう取り壊されて存在しないのですが、
昔、香港に九龍城とう大きなスラム街がありました。
もちろん、行ったことはないのですが、写真で
見るとスゴイ威圧感で、ビンビン危険信号を発して
いるように見えます。
全く陽が差さない路地や一年中溜まっている
水たまり。鼻を突く悪臭。理解不能な喧騒。
写真を見ているだけで、行った気になれるほどの
存在感と息が詰まるような圧迫感を感じます。。。
でも、反面、天気のいい朝なんかだったら
朝靄に反射する陽の光が全体を明るく見せて
くれるんじゃなかろうか??
と、期待してしまいます。
子供が遊び、老人たちがそれを見守り。
暇な大人は、博打なんかで小遣いを取り合う。
いやたぶん、客観的に危険地帯でも、
そこで人が生活しているということは、
危険とは、真逆の何かがあるんだろうなと
思い。。。
少し、ほっとしました。