ブログ
コレクション
社長です。
現在急ピッチで15AWのToa-Knitコレクションを
製作中です。
とはいっても、まだほとんどがパソコンの中です。
ここ数年、新しい自社企画の生地は、コレクションと
呼ぶようにしています。
気取っているわけでは無いんですが、「新作」というと
なんだかプレッシャーがかかってしまい、絶対に
誰が見ても新しいものじゃないといけないみたいな
変な気負いが発生してしまっていました。
これを、コレクションというと、少しやわらかく聞こえて
新しいものだけでなく、古いものでもあまり知られていない
ものだと新鮮だし・・・みたいな。
ということで、コレクションと呼ぶようになりました。
でも、今は過去と同じ、新しいものじゃないといけないなと
思う反面、変なプレッシャーは無くて、どれにしようかな?
みたいな、ニヤニヤした感じです。
人はみんなそうだろうけど、できるって分かっていることを
全部が全部やってしまう人っていないと思います。
何か理由があって、ややこしいからとか、時間がないからとか
もったいないからとか・・・そうやって、何年間も置いている
アイデアもあります。
昔、ある人に言われたことがあります。
物を作るアイデアがあります。
作ります。
実在庫になります。
物を作るアイデアがあります。
アイデアを頭で在庫します。
必要な時に取り出します。
忘れても、必要を感じた時に必ず思い出すはずよ・・・と。
ただ、一番手ごたえを感じることができる時は、彗星のように
アイデアが出てきて、寝てられない、居ても立っても居られない
ような感覚が生まれるときって、いいものが出来たりしますよね。
そういう彗星が現れるまで、ボーッとしてよかな?
ダメダメ
月
社長です。
一昨日、昨日と月が綺麗でした。
なんだか周りでは、スーパームーンという言葉が
飛び交っています。
まぁ、ホントそれぐらい大きくて、綺麗な丸でした。
これだけ明るければ、街灯が無くても月の光だけで
歩くことが出来そうです。
確かに。。
鳥取なんかの田舎に行くと、街灯のない場所も
チラホラありますが、そんなに満月でなくても
結構道が見えたりしてます。
だから、これだけのお月様だったら、逆に
「眩しい・・・」と思ってしまうかもです。
そういえば、親父の命日が9月。
お医者さんから「もうそれほど長く持たないでしょう」
と言われた日も、すげぇ満月だったよな。。。
・・・うん。頑張ります。
ただいま
社長です。
8月は編成作業もピークで、ブログもサボりました。
この8月は実は大変だったんです!!
Toa-Knitにあるハイエンドタイプの両面選針機3台中
3台がほぼ同時にトラブルに見舞われました。
2012年のブログを見返すと、ちょうど8/22付のブログで
「トラブルダブル」なんてタイトルで、同様に2台の編み機が
トラブルを起こしたことが書かれていましたが、今回これが
3台とは・・・
原因は3台とも違う原因なので、注意する点は注意する。
改善するべきは改善するでいいと思います。
そして、今は大丈夫。
編み機をバラして復旧作業を行うことは、非常に大切な
ことなのですが、一番大切なことは、いかに早く復旧させて
4~5日という遅れをどのようにして取り戻すか?というこ
なのです。
この時期、Toa-Knitでは、秋冬の量産。春夏の展示会用
サンプル。Toa-Knitの’15AWコレクションづくり。
一足早いお客様の’15A/Wのプレゼン。と4巴状態です。
ここに、マシントラブルが入ってしまうと、犠牲になるのは
Toa-Knitの’15AWコレクションづくりです。。。
まぁ、これは俺の仕事だから、自分自身で取り戻すしか
ないんで。コツコツやります。
あき ふゆ あき ふゆ。。。
新メンバー加入
社長です。
先日、新しい編み機が納入設置されました。
予定よりは遅くなってしまいましたが。。
編み機は、Toa-Knitらしい両面選針機。
色々な編み地開発の助けとなってくれることでしょう。
そもそも、今回の新規導入に関しては、社長としての
真剣な考えがあるんです。真面目に。。
Toa-Knitの丸編み機で生産される生地というのは、
一般的な丸編み機のように、「一日、ハイ10反とか
20反。。。」という作り方ではありません。
どちらかというと、真逆。
一日2反とか、編み上がってもアミキズ30個とか。
だから、S級の補修スタッフによる補修作業を経て
なんとか生機出荷されるという具合。
もちろん、糸の前処理や編立作業、段取り替え
それぞれの工程が日々細かく素早くなされなければ
なりません。
そこで、技術の吸収を高めてもらうために、日中の
人員層を増やして、夜勤のシステムから徐々に
脱却できるようにしたいと思いました。
生産時間を減らして、会社としてのビジネスを
継続させるには、生産設備を増やして、切り捨てる
時間を取り戻さなければなりません。
そんなこんなで、設備導入となりました。
将来的には、分厚くなったスタッフ層を利用して
S級の編みスタッフが育ってくれればと願ってやみません。
※写真は、今回設置された新台。名前は、まだない。