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2010 / 06 / 14
00:00

梅雨

梅雨

今週ぐらいから梅雨入りだそうです。

お天気は良いほうが、気持ち良いに決まっていそうですが

たまに雨降りも、気分次第では癒されるように感じられたりします。

あ、でも室内でじっとしている時に限られるかも?

 

お肌は、しっとりするけど、湿気はあんまり気持ちよくないかな。

洗濯物は乾かないし、髪の毛はボアっとするし、

なにより通勤時や外出時に濡れるのは、やっぱり嫌ですよね。

 

 

秋冬ものの生地が、徐々に上がってきています。

こんなジメジメの時にウール!

でも四季があるから服が売れるんですよね・・・因果だなぁ?!

 

ま、気持ちだけはカラっと、元気にいきたいですね。

とりとめなくて、すみません。

では、また。寺尾でした。

2010 / 06 / 05
00:00

プラスのリンク

社長です。

 

東亜ニットでは、何度もブログで書いたりしていますが

海外メゾンとの直輸出を行っています。

まだまだ規模は小さいものの、何かにつけ勉強になる

ので今後も続けていこうと思います。

 

さて、そんな中。最近では、原料(糸)の在庫が減って

きているという話を聞きます。

昨年までは、原料をオーダーすれば希望納期に沿う

ように入荷していたのに、今年は1~2カ月遅れという

状況らしいです。

 

弊社は幸い(?)原料発注の量も少ないので、今のところ

原料手当てに苦慮することはありませんが、仮に量

が増えてくる想定をした場合、何らかの手を考えておかな

ければいけません。

 

日本国内に原料在庫が無いということなので、海外から

糸のワタを買い付けて紡績工場で紡績を依頼するような

仕組みも面白いかもしれません。

 

自分たちの作るものにピッタリとあった糸を、スタンダードな

原料としてある程度確保すれば、市場の在庫バランスに

左右されることはないはずです。

考えていけばこれもまた、ワクワクする考えです。

 

また、輸出入両方のノウハウを理解できれば、自分たちが

輸出する場合、仕向け地の受け入れ側の立場を考慮

しながら業務にあたることができるので、自然とツボを

押さえた対応ができるとも思います。

 

前向きにあれこれチャレンジすると、それぞれがプラスの

方向にリンクしていくような気がします。

まずはやってみることが必要ですね。

 

2010 / 05 / 31
00:00

及ばずながら

五月も今日で終わりです。

明日から六月・・・早いですね。

年々、時間のたつのが早く感じます。

なんとかの法則・・・って言うんですよね?忘れましたけど・・・

 

東亜のスタッフは、パートさん含めて9名。

そのうち、編みたてに携われる、夜勤、深夜勤のできるスタッフは

さらに早朝からという特別バージョンもありの社長を含めて3名です。

納期や、編みたてのスペースの調整などで、編機の稼動が

多い時では24時間体制になることも多々あります。

 

忙しいということは、このご時世、本当に有り難いことで

元気も出るというものですが、やはり人間ですから?

疲れも溜まります。

通常勤務(昼勤)しか経験のない私には想像するしかありませんが

体内時計も狂うでしょうし、体調管理も、家族も、いろいろ大変だと思います。

 

お疲れ様です。

言葉では簡単ですが、そっとそーっと!?思います。

なんで?

その訳は、またいつか

寺尾でした。

2010 / 05 / 21
00:00

モテ

社長です。

 

今’11-12AWの企画を考えています。

テーマはモテです。

モテそうな素材です。

 

一部’11SSでもモテを意識したものを作り

ましたが、結構難しいです。

 

モテるというのは、異性や同性にモテる。という

単純な考え方ですが、そもそもモテるには、どうすれば

いいのか。。。

結局、自分らしさと自信だと思います。

 

だから服だけでモテるなんてありえない訳ですが、

それを引き出すキッカケになるような素材を考えてます。

 

素直、正直、綺麗、家庭的、経済的、頼れる、守りたい、

かわいい、ボクトツ、繊細、ワイルド、かっこいい、物知り

おもしろい、経済力がある、いい声、目力がある。

こういう人は、モテそうですね。

ただ、こういうフリをするのでは、まだまだでしょう。

その人のコツコツ積み重ねた経験から、そうした特徴が

滲み出て、結果モテるということでしょう。

 

モテ経験が皆無であった私としては、見た目より内面で

勝負と信じています!

ですから、あくまで自分らしさを表現できて、その結果

自信を持つことができて、堂々とできる。

そうなると、周りからもステキなんて思われるのでしょう。

 

本当の意味のモテを追求するのは難しいですが、

モテのイメージは分かるような気がします。

 

だから、モテ生地ではなく、モテそうな生地を企画したい

と思っています。

2010 / 05 / 15
00:00

ネガポジ

社長です。

 

私が東亜ニットに入社したのは14年前でした。

当時、現在弊社が得意とする両面選針機は、

12ゲージの機械が2台ありました。

 

ゲージの都合上、やや太めの糸でしかものづくり

できず。繊細な糸を使用すると全くモノになりません

でした。

通常毛番の2/48程度のウールや毛混を使って

おり、どちらかというと横編みのセーターと競合する

ような商品になっていました。

 

当時よく編んでいたのが、風通組織。

2色の糸でジャガードを編むのですが、表と裏には

色が反転したジャガードが編まれ、色の変わり目で

表生地と裏生地が接結されるという組織です。

この組織のことを当時は「ネガポジ」と呼んでいました。

ネガはネガティブ。ポジはポジティブ。

表裏同柄で、逆配色で編成されるので、そう呼んでいました。

 

その頃社長であった親父は、無理やり「ポジネガ」と

呼んでいました。

何となく気持ちはわかります・・・

 

最近では一般的に風通(ふうつう)編みと呼んでいますが、

これは、接結部分以外は全て空洞になっているため、

風が通るというイメージで、こうした呼び名になったわけ

です。

なんとも、風流です。

 

東亜ニットでは、最近はポケットジャガードと呼んでいます。

空洞がポケットのようになっているからです。

 

実はこのポケットジャガードという呼び名。

2年前パリで生地の展示会をした際に、来場者の一人の

女性が「POCKET?」と聞いてこられて、なんとも

耳触りがいい名前だったので「Yes! Yes!」と答え

てから、この名前を使うようにしました。

 

ただ、今考えると、その女性はもしかすると

「この空洞はポケットとして使えるのか?」という

意味で聞いてこられたのかもしれません。

そこで「Yes! Yes!」と言った私は・・・・

 

今思うと、照れます。

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