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アジャカラモクレン テケレッツのパー
社長です。
「開けゴマ」や「痛いの痛いの飛んでいけ」など
まあ、この歳になると効果は信じていないものの、
困ったときになどに、よぎる呪文。 w
「アジャカラモクレン テケレッツのパー」は、落語「死神」に出てくる呪文。
なかなか人生がうまくいかない主人公が、死神に気に入られてこの呪文を教えてもらう。
重篤な病人には必ずその病床に死神がいる。
その死神が病人の足元にいれば、この呪文で死神を追い払える。
しかし、枕元に死神がいる場合は、もう助からない。
なので、この呪文を使って医者の看板を出せば、名医となるだろう。
ただし、枕元の死神がいる場合は、絶対にこの呪文を使うなよ。。。と
そして、主人公は見る見るうちに羽振りが良くなっていく。というストーリー。
有名な噺なのでネタバレをすれば、欲をかいた主人公が、
枕元に死神がいるにもかかわらず、報酬に目がくらみ、
死神が病人の足元に来るように、隙をついて寝床を回転させて呪文を唱えて
死神を退散させてしまい、病人を助けてしまう。
しかし、これにより、その病人の寿命と主人公の寿命が入れ替わってしまう。
ズルをした主人公に死神は腹を立てて、ある洞窟に連れていく。
そこには無数のロウソクが立ててあった。
太くて長いもの、今にも消えてしまいそうなもの
その炎は、この世の人々の命の灯だそうだ。
入れ替わってしまった、主人公のロウソクは空前の灯。
死神は、消えそうなロウソクの炎を新しいロウソクに付け替えることができれば
主人公の命を助けるという。
恐れながら、消えそうな自分のロウソクの火を新しいロウソクに移そうとする。
緊張で、恐怖で手が震える。。。死神は楽しそうにそれをニヤニヤと眺めている。
という噺です。
このサゲ(オチ)は、色々あって、火の付け替えに成功するものや
失敗するもの、成功するも安堵のため息で火を消してしまうなど。。。
気になって調べてみると、他にも色々なバージョンがありました。
このサゲの種類の多さがこの「死神」の意味の深さなのかもしれませんね。
そう、選択肢は沢山あるのだ。
そして、進む選択肢は一つなのだ。

