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2023 / 06 / 17
11:37

母親

社長です。

 

仕事に関係のないことばかり綴るようになってますが。。

 

最近、記憶なのかイメージなのか、頭に浮かぶ状況があるんです。

2-3歳ぐらいの私は、毎日母親の買い物について行っていました。

何かおやつでも買ってもらえば、ラッキーみたいな感じかな。。

 

住宅街にある小さな市場。

 

各店舗であれこれ買ったり、お喋りする母親に、手を引かれるのにも飽きたか?

はたまた、おもちゃ屋さんのショーケースに釘付けだったのか?

とにかくその日、母親とはぐれたんです。

 

ふと気づくと母親がいない・・・・

この世の終わりのような絶望感。

「ママー!ママー!」と泣き叫びながらウロウロするも

涙で周囲も良く見えず、余計不安になった。

 

結局、魚屋さんのおばちゃんに母親のところまで連れて行ってもらい

一件落着。

 

多分時間にすれば、3-4分。市場は一周100mもない程度。

それでも、一瞬母親とはぐれただけで、絶望と号泣。

 

この、思い出なのか、想像なのかはっきりしませんが、

最近よく頭に浮かびます。

 

時間は半世紀以上経ち、今は母親と同居。

小さくなって、動きも遅くなり、耳も少し遠い。

一緒に暮らしていると、面倒くさくなってついつい

ぞんざいに返事してしまったりする。

 

ふと、昔のことを思い出すと、たまにはゆっくり母の話を聞いてみようかとも思う。

 

 

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