ブログ
2022 / 03 / 06
13:20
禍3回目の3月
社長です。
2年前のブログを見てみたら、コロナの中、2,3年後に立っていることが
できれば、褒めてあげようと自分に向かって書いていた。
今、立っていることができているけど、終わっても始まってもいない。
コロナ、値上がり、戦争・・・混沌の中。
でも、人生をはかなむこともなく、目先の23S/S Toa-Knit Collectionに
力を入れている。
もちろん、不安な事もあるけども、心配するだけでは前には進めないし。。
話は変わりますが、先週平日にお休みを頂いて、母と大阪城の梅林に
行きました。日差しも暖かく、ちょっと歩くと少し汗ばむ程度でした。
平日なので、大阪城公園も混雑しておらずゆっくりできました。
ふと思い出した。
私の編みの師匠が、
「ワシは休みの日に、大阪城の石垣を一日中眺めてるんや。
あのお堀から、綺麗な曲線を描きながら積み上げられている石を
見とると、ワシも負けとられへんなあって思いよるんよ!」
って、言ってた。
当時は「へー そうなんすか」みたいな感じでしたが、先日改めて見ると
師匠のように「負けとられへん」という領域までは行かないものの、凄いと思った。
適当に石を集めたわけではなく、設計から、石の切り出し、運搬積み上げ、
補修などなど正に綿密に進めていったんだろうなと感心しました。
当時の技術や職人に敬意を表すと共に、独裁者という人間の恐ろしさも痛感。
逆に独裁者の圧政で技術や知識が高まるのかもしれない。
だからと言って、戦争は良くない。
必要以上に欲しがるのは、そんな人はやっぱダサいな。
写真は、大阪城の石垣。凄いな・・