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2019 / 07 / 27
00:00
父息子
社長です。
ずいぶんと以前から。
通勤時の午前6時前後に、毎朝ランニングを
している、お父さんと息子さんがいます。
初めて二人に気づいた時は、10年程前でしょうか。
お父さんが前で小学低学年と思われる少年が
その後ろを走っていました。
車で横を通り過ぎる一瞬ですが、厳しいオヤジと
嫌々付き合わされている息子。。。みたいなイメージがあり。。
勝手に「厳しそうやなー」なんて思ったりして。。
でも、その後も時間が合えば、その二人が走っているのを
しばしば見かけました。
こちらとしても、特に気に止めるわけでもなく、
横を通り過ぎて行く日々。
数年前、ふと気づくと息子は、親父程の背丈になり
親父の前を走るようになっていました。
あの時、嫌々そうに見えた少年は、まんざらでも無かったんだ。。
先日、二人の横を通り過ぎる際、よく見えた。
背の高くなった若者は、すっかり頭の白くなった親父の
ずいぶんと前を走っていた。
自分勝手に胸が熱くなった。
確実に時間が過ぎていく。
走ろうが寝ようが自由だろう。
どうしたい、何をしたいということを、
饒舌に話すことなんてできない。
ひたむきに続けるって、いいよな。
恐らくこの二人、息子が独り立ちして場所が違っても
走り続けるんだろうな。親父が走れなくなった頃には、
この息子の後ろを、小さいのが追っかけるように付いて行くのかな。