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2017 / 11 / 18
00:00
0.02mm
社長です。
気温が下がってくると、朝一の編み機の稼動が
悪くなることがあります。
ある編み機は、冷えていると必ずと言っていいほど
編み機自体が温まるまで針が2-3本折れていました。
なんとかしないとと思いつつ、針の折れ方を見てみると、
針の根元から折れている感じでした。
機械メーカーに相談すると、直角に交差している針が、
ぶつかっているのでは?ということでした。
でもね??
ぶつかるんだったら、2-3本の破損ではすまいのでは?
なんで機械が冷えている朝だけ?
色々な疑問が頭をよぎりましたが、考えていても仕方ない。
少し編み機の釜を動かしてみよう。と思い、編み機の冷えている
休日の朝に作業しました。
ピックテストという器具を使い、釜を0.1mmずらしてみる。
ずらしすぎた。。。。
元の位置に戻してみる。
この時、0.02mm戻しすぎた。
・・・・しまった。
編み機を、針5本分動かしただけで、針が次々折れていく。
気を取り直して、最初の位置から0.02mm動かす。
見た感じは、さっぱり分からないけど、交差する針の位置が
いい感じ!!うん、見ても分からないけど、いい感じ。
先程折れた針40-50本を交換して、まだまだ冷えた状態の
編み機を稼動させてみる。
・・・・・折れない。
昨日まで、冷えていると必ず折れていた針が折れない。
やったね!!でも、0.02mmってシビアすぎない??