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ありがとう、そして、よろしく
社長です。
先日、勤続30年を迎え定年を迎えられた
スタッフがいました。
Toa-Knitの定年は65歳。
ということは、35歳の時からずっと、Toa-Knitで
勤務していただいたということ。
私がその人に出会ったのは、高校生の頃、
夏休みを利用して、出荷のアルバイトをさせて
貰った時に、私の上長として指導してくれました。
彼の主な仕事は、荷受、原料管理、生産段取、
受託加工の取りまとめ、ワインダーなどなど
頭の回転が速く、計算も早い。力自慢の
阪神タイガースファン。
編みの段取りの相談や納期の調整の相談相手と
していつもToa-Knitを支えてくれています。
彼のモットーは
「今日は昨日の己に勝つ」です。
過去の実績を元に、少しでも向上しつづける人生を
歩みたいという言葉通り、日々進化し続けています。
時折、検反作業のスタッフの傍らでじっと生地を
見つめて、編みキズが多くなったりした時には、
糸にワックスかけてみるか?とか、手間がかかる
ことを自ら進んあっという間にこなしてくれてり
して皆助かっています。
また、糸が入荷すると、いつの間にか糸の本数を
必要な本数に分割してくれていて、普段それが、
当たり前とも思ってしまいそうなぐらい、自然に
生産貢献してくれています。
彼のような存在は、Toa-Knitには大切な存在です。
定年前に彼に契約社員として継続してもらえないか
という旨のお願いをしたところ、
「別に他にしたいこともないし、働けるうちはずっと
働きたいのでよろしく」と快諾を得ました。
もちろん、今後彼の後継者も育てなくてはならないけど
それ以上に、心強く思いました。
30年家庭でも、仕事場でも色々なことがあっただろうけど
これからは、もっといいことがあるように、心から願って
やみません。
ひとまず、30年間お疲れ様でした。
そしてこれからも、今まで通りよろしくお願いします。
先日お生まれになった初孫さんにも、おじいちゃんの
パワーを分けてあげてくださいね。
あっ、阪神タイガースにも余力があれば、パワーを
分けてあげてくださいね・・・・
ありがとう、そして、よろしく