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2012 / 06 / 01
00:00

名前

社長です。

 

Toa-Knitにある編み機にはひそかに

名前が付けられています。

 

両面選針機には、タロウ、ジロウ、サブロウ。

フライス切り替え機には、ゴンザ。

ダブルジャガード機には、キャスリンとジェニファー。

縦糸挿入機には、ヨシオ、カズエ、ミホ、トオル。

 

でも、実際にこの名前で呼ばれることはありません。

残念ながら・・・

社内では、番号で1号機とか5号機と呼ばれています。

 

この名前が使われるのは、主に企画の時。

 

私がパソコンで柄を作ったり、色糸の組み合わせを

思案しているときに、

「やっぱジロウは、こっちの色のほうがええなぁ」とか

「タロウにこのプログラム理解できるかな?」なんて

やってます。

 

あまり名前が呼ばれないのが、ヨシオ達。

残念ながら、縦糸挿入は今は値段競争の中。

とても、一から企画をしながらPRしていける状況では

ありません。

 

キャスリンとジェニファーは、最近活躍中です。

私とは一番付き合いが長く、15年ほど前は

毎日一日16時間ぐらい語り合っていました。

扱いが難しいので、機嫌を損ねないようにしないとです。

 

ゴンザは、なかなか味のある長老。

3年前、思考のトラブルと循環器系のトラブルで引退も

考えましたが、治療して今は、時々活躍してくれます。

手術後の経過も順調なので安心です。

 

タロウ、ジロウは、ここ数年大忙し。

 

タロウは、出合った頃毎日イケズばかりして困らせて

くれましたが、8年ほど前から分かり合えるようになり

ました。とにかく、目立つことが大好きで、行き過ぎる

ことも多々あります。こちらの思いをよく理解してくれる

のですが、細かな失敗が玉に瑕です。

 

ジロウは、実はタロウの先輩。比較的無口でタロウや

サブロウと比べるとやや不器用ですが、とにかく

几帳面で、計画を立てて行動します。殆どミスもなく

走っています。

 

サブロウは、研究熱心な若者ですが、頭が良すぎて

要領が悪いという特徴を持っています。

時々分けの分からないことをつぶやいたり、やっちゃたり

して、理由を聞いても「別に・・」という感じ。しばらく

すると、何事も無かったかのように動きます。

いまだに謎が多い存在です。

 

てなことを考えていると、編み機と向き合うのも

楽しいもんです。

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