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2011 / 02 / 23
15:22

雲外蒼天

社長です。

 

靄がかった世界で必死で努力していると

そこには青空が広がっている。

 

という意味。

 

今の日本の繊維製造業はこうした中でしょうか。

 

つまり、必死の努力しかないと。

 

確かに努力したことは、必ず成果なり蓄積となり。

決して自分を裏切ることはなかったと、つくづく

思います。

逆に、努力しなければ結果は推して知るべし。

 

これでOKとせず、次はこれ、その次にあれと

前に進み続ける努力しかないなぁと信じています。

 

話は変わりますが、先日ニューヨークの顧客から

「次のS/Sコレクションをそろそろ送って」と連絡が

入りました。

この顧客は、なんだかんだで毎シーズンオーダー

を入れてくれます。もうかれこれ次で6シーズン目。

ビックオーダーでもないけども、必ず1,2マーク

使ってくれます。そして、ニューヨークコレクションの

ランナウェイの写真をメールで送ってくれます。

 

今回連絡を受けた時正直ドキッとしました。

すぐに手元にあるS/Sの資料を送ろうと思いましたが

思いとどまり、返事を送りました。

「残念ながら、今手元にある資料では、まだ十分でない。

3週間待ってもらえれば、Toa-Knitのコレクションとして

見せれるものが送れます。待っていてください。」

 

霞の中だからこそ、たくさんの過去の資料を送るより、新鮮な

ものを少量でも送るようにしたいと思いました。

 

彼女からは、「Great 待っている」と返事をもらいましたが

結果、どうなるのか?

 

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