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2010 / 04 / 27
00:00
七難八苦
社長です。
どんな仕事でもそうですが、変化が必要です。
悪い結果が出てしまったらなおさらでしょうが、
いい結果が出ても、そこから変わらないと、過去の
栄光になってしまいます。
しかし、変化をするにはかなりのエネルギーを
必要とします。決意だったり、手間だったり、時間や
お金も必要です。
人の助けも必要です。そのためには、目的をきっちり
理解してもらわないといけません。
また、結果人の助けも期待できない場合もあります。
でも、結局考えて決めたことは実行するしかないのでしょう。
前にブログで書いた、鳥取県鹿野町の話で山中鹿之助という
偉い武将さんが、鹿野町あたりの人だと書きました。
その彼が、「我に七難八苦を与えたまえ」と言ったそうです。
普通だと、「七転び八起き」や「塞翁が馬」だったり最終的には
ハッピーエンドを意味する諺に共感しますが、七難八苦とは・・
今では、それなりに美化されていますが、厳しい時代に生きた
人たちの生きざまでしょう。おそらく、部下を鼓舞するために
言ったわけではなく、彼自身の存在意義がそこにあったのだと
思います。
自分にとってバットエンディングでも、正しいと思った事をするには
結果、七難八苦でもなんでも、降りかかっててでも実行するという
強い意志と大きなエネルギーがあったのでしょう。
彼らからみれば、今の私たちが、しかめっ面をして考えたりする
ことは、しおらしいことに映るかもしれません。