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改修、改装
社長です。
3月から続いた、新しい編み機を設置することに関連した
改修工事が今日で終わりました。
1月に大まかなプランを立てたのですが、結果的に大掛かりに
なりました。
最初は、編み機を設置するためのスペース作りとして、
編み場の糸置き場にしている中2階を1/3撤去する。
ということ。
その為に、電気の配線の引き直し、エア配管の移設、
空調機とその配管の移設が必要でした。
電気の配線は、電気に詳しい人と私で休日にゴソゴソやって、
エアや空調は専門の方にやって頂きました。
次に、中2階の撤去では、まず床を剥がす作業。
床板と言っても、床の構造は、コンパネ、床板の板関係。
根太、大引きという柱関係の4層構造。
剥がした後も、その木材関係をトラックに積み込む作業も大変。
建築関係の義理の兄と、その相棒と私で丸一日かかりました。
で、後日鉄骨屋さんに来て頂いて、バーナーやらサンダーで
鉄骨切り。切った鉄骨は更に細かくして、トラックへ運び処分。
火が出る作業なので、水を撒いたり、火花が飛ばないように
板で周りの糸や編み機をガードしたりしました。
1番気掛かりだった火を使う作業なので、始終気が張っていました。
これで、中2階の1/3が完全に無くなりました。
翌日、中2階に上がる階段も手すりも昨日処分したので
新しく階段と手すりを設置してもらい、狭くなった中2階完成。
しかし、中2階を撤去ということは、1階の天井が無くなると言う事。
編み場が暗いと作業にも影響がでるため、照明を急遽増設して
もらいました。最近のLEDは明るいな。。
これで、新しい編み機の設置スペースが確保されました。
そして、無事、新台設置完了。
しかし、中2階の糸置き場面積が減ったのと、編み機が
新たに入ったことで現場の糸置き場の面積が減り
糸置き場が急激に無くなりました。
そこで、ここから糸の保管の仕方改革
まず、新中2階にカゴ台車を設置し密集しても台車を動かしながら
糸の出し入れができるようにして少しスペース確保。
一目で何の糸を置いているカゴか判断できるように番手や素材を
書いた看板を付けていい感じ。
あと、パレットに乗せて保管している糸もあるので、
パレットを重ねて乗せることができる、ネステナーという棚を設置。
これで、何とか糸の保管場所が確保できました。
次に、保管場所は確保できても不要な糸や備品を処分しないと、
場所なんてすぐ埋まってしまう。ということで、
産廃業者さんのトラック目一杯分の不用品を処分しました。
感傷になんて浸っていられない、処分処分。あれもこれも。
キリもいいので、ここで会社の大掃除。
これでようやくスッキリの筈だったんですが。。。
工場全体の空調効率を良くするために、
編み場と糸置き場の間に大きな引き戸をつけてもらいました。
これで積年の課題だった、「間仕切り」が完了しました。
そして、今日。
事務所のカーペットのクリーニングと、電気の配線の手直し。
先程、全て終わりました。
いろいろと作業をお願いした専門業者の皆様、
手伝ってくれた従業員の方々、
ありがとうございました。
お蔭様で一切怪我や事故もなく完了しました。。
これで、ようやく休日に編地の開発やら企画ができる。
ほんと、長かった。。。
とか言いながら、「次はどうしようかな?」なんて考えてしまう。
そして、こうして書くとこの文章も長かった。。。
写真は、上 新台(真ん中)
左下 大きな引き戸
右下 剥がしかけの中2階